レーシック病院は、徐々に増えつつあります。
眼科内に併設されていたものが、患者のニーズでレーシック病院と分化されたケースが多いのではないでしょうか。
また、従来の眼科業務が縮小され、レーシック病院として様変わりしたものもあります。
これは、レーシックが身近になってきたということを示しています。
全国的にみれば、レーシック病院の数はまだまだ少ないといえます。
特に、都市部に集中している感があり、過疎地では普及が遅れているといっていいでしょう。
そのため、レーシック病院の多くが、遠方から訪れる患者に向けてのサービスを行っています。
レーシック病院も、問題がないわけではありません。
眼科に併設されている、入院設備の整った病院であれば、万が一の対処はできるであろうと思われます。
ところが、専門のレーシック病院になると、万が一に対処できるのかどうかといった問題が発生します。
レーシックで最悪の事態とは、角膜移植を意味します。
全国で、これに対応しているレーシック病院が、果たしてどのくらいあるのでしょうか。
角膜移植は、費用もかなりかかります。
費用の面はさておき、角膜移植を保障しているレーシック病院が、どの程度あるのかが問題となってきます。
角膜移植は、レーシック病院において万が一の「保険」です。
保障制度があって使わないのと、保障制度すらないレーシック病院では、雲泥の差がでてきます。
患者側の安心感も違ってくることでしょう。
とはいえ、角膜移植を保障できるレーシック病院は、それほど多くありません。
ある程度の保障制度はあっても、角膜移植までというと、難しくなってきます。
そのため、多くの病院では検査に十分な時間を使っています。
専門の検査技師をおき、あらゆる角度から手術の危険性を検討します。
本来、「保険」に頼るよりも、こちらの方が重要視されるものだと思います。
しかし、専門の検査技師の数も限られており、十分な検査ができない病院もあります。
検査設備の点からいっても、それが難しいこともあります。
しかし、最先端のレーザー機器を入れるよりも、手が届きやすいのではないでしょうか。
専門の検査技師の養成も、段々に進んでいます。
十分な検査が行われ、事前に危険を回避することができれば、それが患者にとって最もよいことではないでしょうか。
手術後のアフターケアも必要ですが、手術前の危険性を予測することもそれと同じくらい重要だと思われます。